減点方式と加点方式
わたしを含めて多くの日本人は、減点方式の思考をよくすると思います。「英語はよかったのに数学がダメだった」「100点満点で15点も落としてしまった」「なんであんなミスしたんだろう」「あの人は優しいけど金に汚い」「あのラーメン屋、接客がよければ星5つなのに」「わたしにはあれも足りない、これも無い、もっと理想のわたしだったらよかったのに」…。 しかし中には、加点方式の思考を身につけている人もいます。「数 […]
わたしを含めて多くの日本人は、減点方式の思考をよくすると思います。「英語はよかったのに数学がダメだった」「100点満点で15点も落としてしまった」「なんであんなミスしたんだろう」「あの人は優しいけど金に汚い」「あのラーメン屋、接客がよければ星5つなのに」「わたしにはあれも足りない、これも無い、もっと理想のわたしだったらよかったのに」…。 しかし中には、加点方式の思考を身につけている人もいます。「数 […]
ラジオ・テレビそしてインターネットの普及によって、わたしたちは人類史上かつてないほど大量の情報を浴びるようになりました。日々、わたしたちは世界各地のニュースや国内のゴシップ、さまざまな広告、SNS上でのやりとり、ネットにあふれるハウツーなどに触れ、そのたびにその情報を脳内で処理しています。 しかし、人間の脳の処理能力には限界があります。よって、毎日の生活を雑多な情報で埋め尽くしてしまうと、いちばん […]
「物体は力が働かないかぎり、静止し続ける」。これが我々の日常的感覚です。しかし、17世紀初めにガリレオ=ガリレイが「そうじゃない、等速直線運動をし続けるんだ」と言い出します。つまり床を転がるエンピツは、力が働かないかぎり、宇宙の果てまで転がり続けるというのです。 当時の人々も多くがこの説に反対しました。が、やがてニュートンがこの説を組み込んで力学をつくり、地上の物体も天体も見事に説明したことで流れ […]
学習を続けていると必ず訪れるのが、成績が伸び悩んだり下降したりする「停滞期」です。いままでは、やればやるだけ伸びていた成績が、同じ努力を続けているのに結果に表れなくなる、そんな時期のことです。 この時期の過ごし方で、人は2つに分かれます。ひとつは、結果に表れないことに焦って方法や環境を変えたり努力を放棄したりする人。もうひとつは「今はさらなる高みに行くための過渡期」と捉えて努力を継続する人です。 […]
学力を上げるには何をしたらいいか。英語・数学に限らず国語・理科・社会すべてについて、当塾ではさまざまにアドバイスしています。特に中3・高3の受験生には折に触れて具体的な内容と方法を伝えています。 こうしたアドバイスも参考にして、いま、受験生たちは日々がんばっています。幾人かに聞くと、毎日5時間~10時間くらい学習していると言っていました。 ただ受験生にとって、この夏から秋というのは「あれもしなきゃ […]
これはわたしにも多分にある傾向なのですが、生徒のテスト結果を知ったとき、つい平均以下の教科にだけ目がいって、「もっと頑張らないと」と言ってしまう。よくできている教科は黙殺してしまう。特に大人ほど、こんな傾向が強いようです。 「平均的に全部できる」ことを、わたしたちは求めすぎるように思います。江戸期以来の日本人の習性かもしれませんが、これからの社会はむしろ、とびぬけた長所で勝負する、そんな時代です。 […]